皆さん一度はモグラを生で見たいと思ったことはありませんか?
モグラと聞くと地中に住んでいることは知っているけど謎が多い生き物ですよね。
しかしながら日常の中でよく目を凝らすと、実はモグラのいきている形跡があるんです。
皆様の生活の意外に近くにいるモグラさん。
モグラの見つけ方を紹介します。

モグラの見つけ方
モグラを見つけるにはまずモグラ塚を探してみましょう!
モグラ塚ってなんだ?
突然ですが公園や畑、田んぼでこんな土の盛り上がりを見つけたことはありませんか?

これ、実はモグラが穴をほって出た土が山積みにされたモグラ塚というものなんです。
つまりこれがあればモグラがその場所にいることになります。
私もこれを知ってから公園や田んぼの畦道を歩く時に意識してモグラ塚を探していると結構そこら中にモグラ塚ってあるんです。
私の自宅の近くの田んぼにもよく見るとモグラ塚がたくさんありました。

地中にいきているモグラはなかなか姿を見ることはできませんがモグラは唯一地上からモグラの存在を確認できる目印なのです。
モグラ塚の下はどうなっているの?
モグラ塚の下はモグラの掘った穴が広がっているはずです。
しかしモグラは基本的には地上には出てきません。
なのでモグラ塚をじっと見ていてもこんな感じでモグラに出会うことは難しいでしょう。

モグラ塚の下はモグラの生活するトンネルが広がっています。

こちらより借用
上の図で示すと左上、これがモグラ塚です。
モグラ塚はこのようにモグラがトンネルを掘ってでた土が重なってできたものだったのです。
モグラトンネルを見るけるならモグラ塚の真下を掘ってみよう!
このようにモグラ塚の下にはモグラの生活しているトンネルが広がっているはずなので、モグラを見つけたい時はモグラ塚の真下を数十cm掘ってみるといいでしょう。
モグラの活動範囲は季節によって違い夏場は地中10cm、冬場は30cm程度の深さにトンネルをよく掘ります。
これはモグラの主なエサとなるミミズの活動する地中の深さに合わせて変えています。
モグラを見たいならモグラ塚の真下を数十cm掘ってモグラが生活に使っている穴を見つける事が重要です。
その穴に罠を仕掛ければ生きたモグラに会えるでしょう。
モグラ塚を掘って本当にモグラの穴を見つけるには結構な深さを掘る必要があります。

自宅の近くの田んぼで見つけたモグラ塚です。
土の表面が乾いていないことからまだできて間もないモグラ塚だとわかりますね。
スコップを持っていなかったので、塚の表層だけ掘ってみました。

このようにモグラズカの下にはポッカリと空いた穴は発見できませんでした。
穴を見つけたければスコップで数十センチ掘らないと見つかりません。
しかしながらモグラ塚があり下のような穴があるとモグラが確実にいるはずです。

モグラの生活道の見分け方
モグラの生活道は本道といわれ、モグラを生け捕りにする罠を仕掛ける時は本道に仕掛けることができないとほとんど取れることはないと言われています。
その本道の見分け方ですが、モグラがよく通っているので、本道の穴の表面はツルツルになるそうです。
本道はモグラが1日に何度も通るので、モグラの体と土が触れて、トンネル表面の土がならされて表面がなめらかになるのです。
エサを取るために掘られただけの穴は何度も使われないためトンネル表面の土は凸凹のままです。
トンネル表面の土がモグラの本道と支道を見分けるのに大きなポイントになります。
モグラの本道:トンネル表面の土はつるつる
モグラの支道:トンネル表面の土はボコボコ
しかしながらこれを見分けられるようになるにはある程度経験が必要なようです。
モグラ塚が見つけやすい時期
モグラ塚が見つけやすい時期はつまりモグラの活動が活発になる時期です。
モグラは冬眠すること無く年中活動している動物です。

しかし毎年4~6月は繁殖期となり、特にオスのモグラの行動範囲は通常時の2倍ほどのになると言われています。
オスのモグラは相手を探して穴を掘り続けているのです。
よってモグラの活動が活性化する4~6月は年間通じてモグラを捕まえやすい時期です。
まとめ
モグラ塚とはモグラが穴をほっている時にでた地中の土をモグラが地上に出すことでできた土の山のことです。
このモグラ塚のしたを掘るとモグラが生活するトンネルを見つけられます。
それを足がかりにモグラの捕獲器をうまく設置すると生け捕りにできる可能性があります。
モグラを生け捕りなんて可愛そうだけど、モグラ対策をしたいと考えてる方には、モグラの敏感な触覚、聴覚に訴えるタイプのモグラ駆除器がおすすめです。
