小さな畑で家庭菜園を始めたり、花壇を作って庭仕事を楽しんでいると何やらお気に入りの畑に土を掘り返したような穴を発見!!
いろいろを調べてみるとどうやらモグラの仕業らしい・・・
このように不安になっている方いるのではないでしょうか?
モグラと聞くと身近な動物に感じないかもしれませんが、実は意外と畑には当たり前のように住み着いています。
ミミズのいるところにモグラあり。
家庭菜園などの小さな範囲をモグラから守るには畑や花壇を囲ってしまうのがおすすめです。

モグラの穴とネズミの穴の見分け方
自分の畑に何やら穴を見つけた時は穴の掘り主が気になりますね。
多くの場合モグラかネズミが掘った穴なのですが、その区別は明確にできます。
モグラが掘った穴にはモグラ塚と呼ばれる盛土ができます。
モグラの掘った穴は深くて中でつながっています。
きれいな穴が特徴です。

一方でネズミが掘った穴にはモグラ塚のような盛り土はできません。
さらにモグラのように深い穴ではなく中を覗き込むとネズミが目視できるかもしれません。

画像はこちらより借用
ネズミは穴の中に木の葉やダンボールの切れ端を持ち込んで断熱材のように使っていることもあります。
このようによく見ると穴の違いで掘り主を見分けることができます。
またモグラの掘った穴にネズミが住み着く場合もあります。
その場合は農作物の被害で見分けを付けます。
作った作物が食べられている場合はネズミです。モグラは100%肉食なため絶対に作物をかじることはありません。
植えた作物が育たないような状況だとモグラの可能性が高いです。

家庭菜園を囲ってモグラを寄せ付けない方法
家庭菜園や花壇、小さな畑などはモグラを寄せ付けないために畑を囲ってしまうのが一番有効です。
田んぼの畦の水漏れ防水シートで囲う
モグラの生活道となる穴の深さは20cmほどの深さで掘られている事が多いので余裕を持って地中30cmは囲いのシートを埋めたいところです。
こちらより借用
畑を覆う際は上のような田んぼの畦用の防水シートを使うと長持ちするのでおすすめです。
杉や松の青葉も効果がある
囲う素材を天然のものにしたい方には杉や松の青葉も効果があることがわかっています。
同じ様な深さで穴を彫り、穴の中に杉や松の青葉を埋めていくとモグラの侵入を防ぐことができると下の本で紹介されていました。
しかしながら畑を覆うほどの青葉を手に入れるのが難しいですね。
モグ柵で覆う
畑全体を覆うのはなかなか大変ですが小さな家庭菜園や花壇であればこうしたモグ柵で囲ってしまえばモグラの侵入を防ぐことができます。
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設置も地中に差し込むだけでいいので防水シートで囲うよりも簡単に設置できるのが魅力です。
モグラ撃退アイテムを使う
一番お手軽にできるのがモグラ撃退アイテムの使用です。
モグラ撃退アイテムはニオイや振動、音など様々ありますがモグラの生態から考えると音と振動で撃退するものが良いでしょう。
モグラは鼻の先にアイマー器官というものを有しておりミミズやエサが地中を動く振動を感知しています。
またモグラの鼓膜の直径は4~5mmと頭幅が12mmであることを考えると聴覚も非常に発達していることがわかっています。
なので聴覚と知覚に訴える撃退器がおすすめです。
まとめ
畑を荒らすモグラですが実は可愛いやつで、モグラ被害を思われているものはほとんどがネズミです。
しかしモグラ塚があり、植物が育たないときや畑が荒らされる場合はモグラを撃退しましょう。
一番いいのは畑を囲ってモグラが入ってこないようにすることが確実です。
お手軽なのは聴覚とアイマー器官に訴える音と振動で撃退するアイテムです。
自分の畑にあった方法でモグラ対策をしてくださいね!
