モグラに土地を荒らされる人にとってモグラ退治は頭を抱える問題ですよね。
モグラ忌避剤、モグラ撃退器、モグラ捕獲器、風船ガム、正露丸、ヒガンバナ、ペッドポトル風車・・・
どれもこれも試してもダメ!!
猫の手も借りたい。
こう思った方に朗報です。猫が手を貸してくれる可能性があります。
猫をしつけるとモグラを取るらしい
これは現代農業2018年5月号に紹介されている方法で、小さい頃から猫をしつけたところなんと1年でモグラを41匹も取るようになったという話です。
面白い話なので紹介します。
この方法を実践された方は有機農法に切り替えたところミミズが激増、それに伴いモグラも増えて困っていたそうです。
小さい頃からモグラ取りするようにしつけていく
まずは基礎体力の養成から行っていきます。
紐やボールを転がして猫と一緒に遊びます。小さいときからものを追いかけたりする習性を刺激していくことで野生の勘を保っておきます。
生後2~3ヶ月から少しずつモグラを意識する
この時期は灰色のスポンジを卵型にして糸に縛って、それを動かして猫におわせるようにします。
ものを追いかける習性は小さい頃から鍛えているので本能的に追いかけてくるでしょう。
筆者の猫はこの時期からトカゲや大型のクモを取るようになってきたそうです。
生後半年で実践訓練
いよいよ実践訓練です。
棒の先にスポンジを固定して土に少し埋めて猫の前でゴソゴソと動かしてみます。
すると猫は反応するので、少しずつ深く掘っていき猫に穴に埋まったものを取る感覚を覚えさせていきます。
それがうまく行ったら次はいよいよモグラの穴を使った訓練です。
本物のモグラトンネルと掘り出して、モグラ大のスポンジを棒につけて埋めます。
棒を動かすと猫は土の動きに反応して飛びついて掘り出し吠える、これを場所や深さ、動かし方を変えて何度も行う。
こうすることで土の中でもモソモソ動くもの=モグラに対して反応するようになってきます。
これで訓練は終了。後は猫さんがモグラを取るようになるまで待つのみです。
モグラを獲ってきたらご褒美をあげよう
猫は獲物を飼い主に見せる習性があるのでもしモグラを捕まえたら見せに来ると思います。
そうした時はしっかりと褒めて、なでて、ご褒美をあげましょう。
本で紹介されている猫はカツオ節をご褒美にもらいたくさん褒めてもらうことで2~3日に1匹のペースでモグラを取るようになったそうです。
その年の猫の成果を発表します!
獲物 | 獲った数 |
モグラ | 41匹 |
小鳥 | 19羽 |
ネズミ | 33匹 |
これだけ捕まえてくれたら農家としては大助かりですね!
時間をかけて猫を仕込めない場合は?
これだけ猫が活躍してくれればいいのですが、時間と手間がかかります。
そこでおすすめなのが音と振動でモグラを撃退するモグラ撃退器です。
おすすめのモグラ撃退器はモグランです。
モグランは他の撃退器と比べて効果範囲が広く、利用者の80%以上が効果を実感できおり、効果を実感できなければ返金保証がついているのでいいです。
なんてもう嫌じゃないですか?
その点モグランは心配がないのがいいですね。
下の記事ではモグランと他の撃退器の比較、他の駆除方法との費用比較をしています。

まとめ
猫を仕込めばモグラを取る!
一つの成功例ですが、もし自宅に小さな猫を飼っていて遊びついでにやってみようと思うならぜひ挑戦してみてください。
毎回モグラやネズミの死骸を見ることになるのでちょっと気が引けますが。w
死骸を見るのが嫌な方はモグラ撃退器でモグラから逃げていってもらいましょう。